減量が必要な時のドッグフード
犬にとって減量するとは、やはり健康を害しないためのものですよね。
でもそのことを犬は理解できないので飼い主様が根気よく続けてあげることが大切です。
減量が必要な時とは肥満の状態にある場合です。
肥満とは脂肪細胞に余分な脂肪が蓄積された状態のことをいいます。
この余分な脂肪がついていると高脂血症や糖尿病、関節へのストレスや高血圧、免疫機能の低下など様々な病気の原因となります。
増えすぎた体重を適正に戻すために減量が必要になってくるのです。
しかし犬にとってはその自覚はありません。
急におやつをもらえなくなることやドッグフードが減ることの意味が分からないためできる限り楽しく減量できる方法を考える必要があります。
飼い主様も一緒に楽しく減量に取り組めると長続きさせることができるでしょう。
減量に取り組むには長期的な計画を組むことが必要です。
最初に決めるのは目標とする体重です。
適正体重がわからないときは獣医さんに相談して確認するとよいでしょう。
次に与えるドッグフードとその量を決めましょう。
食事の与え方を工夫することも大切です。
例えば食事回数を増やすことです。
食事回数が多いほど脂肪の蓄積を減らすことができるからです。
減量の効果を増すために運動量を増やすことも考えましょう。
遊びを入れるなどして楽しく減量できると長く続けることができます。
肥満度の高い犬の場合は適正な運動量や方法を獣医さんと相談しながら決めましょう。
急激な運動量の増加は心臓の負担になりかねません。
減量のためのドッグフードには低カロリーなものを選びましょう。
食事の量を減らして摂取カロリーを減らすのではなく、満腹感が変わらず栄養分も十分にとれる低カロリーのドッグフードを選ぶことです。
良質で高タンパクだけど低脂肪なダイエット用のドッグフードがいいですね。
またおやつにもささみや砂肝のジャーキーなど低カロリーで脂肪分の少ないものを選びましょう。
常用しているドッグフードを使用する場合にはフードの量を減らし、代わりにゆでた野菜などを混ぜてあげることも効果的です。
グレインフリーのドッグフードを選ぶことで炭水化物を減らすことができます。
ドッグフードを変えるときは徐々に比率を変えて慣らしていくようにしましょう。
減量がつらいのは人間も犬も一緒です。
決して無理のないように時間をかけて食事や運動などの習慣を変えていくことが大切です。
定期的に効果を確認しながら楽しんで続けられるように工夫して取り組みましょう。
