いろいろなドッグフード

缶詰めドッグフードのメリット

ドッグフードの種類にはドライタイプのものや半生タイプ、そしてウェットタイプのものがあります。
そしてウェットタイプの中にも包装形態の違いからレトルトパックと缶詰タイプのものがあります。
ここでは缶詰タイプのドッグフードについて考えてみます。

缶詰タイプのドッグフードには水分が多く、健康に良く柔らかいので子犬や老犬でも栄養分をしっかり摂取する事が出来ます。
また食べやすく素材の食感を味わえるため満足度も高く食いつきの良いことが特徴です。
食いつきが良いことから食欲が落ちている犬の栄養補給という面でも優れています。
食材の食感を味わえて柔らかいことから歯が弱くなった高齢犬のフードとして、また子犬などでまだ歯のかむ力が弱い時の栄養分の補給にも適しています。
缶詰タイプのドッグフードは嗜好性が強いと言えます。
また一度開封してしまうとあまり長く保存することができないので開封後は早めに使い切るようにしましょう。

缶詰タイプの成分は水分:栄養素=8:2という比率になっているのが多いようです。
水分が80%近くあるのに対して含まれている栄養素は20%と言うことになります。
このように缶詰タイプではなかなか一日の栄養素を補うことは難しいので総合栄養食としてはドライタイプのドッグフードの方が向いています。
缶詰タイプの場合は添加物としての保存料を使わずに長期保存ができるので保存料の影響を心配する必要はありません。
しかしウェット状に維持するためにその他の添加物は使用されています。
そのため犬の健康状態に対する添加物の影響を考えたうえでフードを選ぶようにしましょう。

缶詰タイプのドッグフードは常食にはドライタイプのドッグフードを与えて犬の食欲が落ちてきたときや高齢になって歯が弱くなってきたときの栄養補給のための補助食として使用するのがよいでしょう。
一般的に缶詰タイプのドッグフードはカロリーが高いので減量が必要な犬に与える場合には食事全体のカロリー調整をするなど注意が必要です。
また柔らかいため歯に付着しやすい傾向もありますので歯磨きなど口腔ケアを十分にしてあげるようにしましょう。

缶詰タイプのドッグフードは水分が多く含まれていて嗜好性が強く食いつきの良いことがメリットです。
また犬に必要な栄養分をバランスよく摂取するという点ではドライタイプのドッグフードの方が優れています。
このことからドライフードに混ぜて使うことで食いつきをよくするために使うと良いでしょう。
食欲が落ちたときの栄養補給や水分補給などの補助的な目的で使うなどそのメリットを活かせるような与え方を心がけましょう。
また、知っておきたいドッグフードの賞味期限についても合わせてご覧ください。

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